パークゴルフを楽しくプレーするにはマナーがとても大切です。
パークゴルフ場は様々な方が利用しているため、時にはマナーの悪い方もいます。
そうならないためにも気持ちよくパークゴルフを楽しむためには相手を思いやる気持ちが必要です。
こういった疑問にお答えします。
本記事ではパークゴルフのプレーに関してのルールは記載されておりませんのでご注意ください。
パークゴルフ場の最低限守らなければならないマナー
パークゴルフ場外でも同じことが言えるマナーを書いています。
次に使う人が嫌な気持ちになるような行為は絶対にやらないようにしてください。
タバコは指定された場所で必ず吸う
パークゴルフ場によっては各ホールに吸い殻入れがあったり、混むパークゴルフ場だとロングホールのとこには大体灰皿があったりします。
喫煙者はアイコスでも決められた場所で吸うようにしましょう。
必ずたばこの火を消してから吸い殻入れに入れるようにしてください。
ゴミは指定された場所または持ち帰る
ときどき芝の上に飴のゴミが落ちてたりすることもあります。ポケットの中に入れてもマーカーを一緒のとこに居れると取り出した際に落ちることがあるので、ゴミはゴミが入っているポケットに分けて使うようにするといいと思います。
受付を順番に並ぶ
列なんてあってもないような感じと思われるかたもいるかと思います。
意外と朝の開店時間は団体受付やらで店員さんは忙しそうにしています。スムーズに受付が受けられるようにきちんと順番を守って並ぶようにしましょう。
知らずに横入りする人も居るので、お互い気持ちよく利用したいですよね。
スコアカードは必要な分だけ取る
スコアカードは無料だからと言ってたくさん取る人を見かけます。一応パークゴルフ場のサービスとしてご自由にどうぞですが、節度は守らないといけません。
一日中いてもせいぜい2枚使うか使わないかなので、余っても仕方がありません…
テーブルにはクラブなど置かない
いくら高級なクラブでもテーブルは荷物や水筒など置く場所であって、外で使用したクラブを置くことは控えた方が良いです。
また、荷物は荷物入れの中に入れてテーブルは食事をするときや休憩するのに使うものなので占領したりしないようにしましょう。
施設内を汚さない配慮を
草のつゆや土が着いたグローブで施設内の設備を触ったりして汚したりすることもありますので、トイレに行くときや自販機で飲み物を購入する際などはグローブを脱いで利用しましょう。
また、靴にも土や草が着いたりするので、ひどいときにはエアーダスターなどで飛ばしてからロッジ内を利用した方が良いです。
駐車する際は指定された場所に必ず駐める
どこのパークゴルフ場の駐車場は白線が引いてあると思います。近いからと言って、白線外に駐車したりしないように心がけます。
時には2台分幅をとって車を駐車する人も見かけるので…
トイレは一歩前へ
パークゴルフ場で結構目立つのがトイレの利用のマナーです。
大体のパークゴルフ場の男性用の便器が汚れています。一歩前に出て必ず用を足すようにします。
掃除する方の気持ちも考えるのが大人ですね。
過度に騒いだりしない
盛り上がって楽しくプレーするのは良いですが、他の人も居るということを考えてプレーします。
中には真剣にプレーしている方もいらっしゃるので、極力騒ぐのはほどほどに…
パークゴルフをプレー中のマナー
初心者が本格的にパークゴルフ場デビューするのであれば下記のことはすべて大切ですので、プレーよりも早く覚えておくと良いと思います。
一つずつ解説していきます。
植栽は引っこ抜いたりしない
ルールブックにも記載の通り『ありのままの状況でのプレー』が原則なので、プレーに邪魔な雑草であれ抜くのはやめた方が良いです。
バンカーはあとが付いたら必ず均す
雨が降った後に硬くなったバンカーでもボール跡が残ったりします。
バンカーに入ったら必ず均しましょう。
バンカーの均しや網は元の位置に戻す
バンカー均しを使用したり、ボールが池に落ちた時に使う網も元の位置に戻しましょう。
従業員の方が芝刈り機で仕事をする際にいつもの位置に用具がなければ巻き込んでしまう恐れもあります。
スコアはホールアウトしてから書く
カップインしたらすぐにスコアを付けるのではなく、次に打ちたい人が居るときはカップイン後グリーンから出てスコアを書くようにした方が良いです。
ときどき『はやくよけろ!』という人も居ます。次の人のためにもすぐにホールアウトを心がけます。
ホールアウトしたら後ろの組に合図する
これもパークゴルフを気持ちよくプレーする重要のマナーです。意外とやってる人とやってない人それぞれいます。
初心者はこのマナーを知らない人も居るので、その際は厳しく注意するのではなく、自然と分かってくることなので、暖かく見守りましょう。
ボールが隣のコースに入ったら待つ
ボールがコース外に出て隣のコースに入ってしまった場合は、そこでプレーしている人の邪魔にならないように一声かけてプレーを続行します。
また、OBに入ってしまった場合も同様に合図やひとこと断ってから入るようにします。
ボールが人と接触しそうになったら必ず合図する
初心者の方は特にどこにボールが飛んでいくか分からない不安な時は隣でプレー中の人にも気を使いながらプレーすることをおすすめします。
打った際に人に当たりそうになったら『危ない!』というだけでもOKです。
マークはめんどくさがらずにする
ルール上はTショットの時にマークをお願いすることはできませんが、2打目以降は誰でもお願いできます。
結局マークをめんどくさがってボールが当たってしまい、ボールを置く位置の芝の状況が悪くなったりすることもあるので、マークしますか?と聞くだけでもコミュニケーションはとっておく方が良いです。
お互い嫌な気持ちになることは極力避けたいので…
ピン付きマーカーを使用する
プラスチックタイプの画鋲型のタイプにすると芝に埋まりパターの邪魔にならずに済むので、できれば大会に出る際は画鋲のようなピンタイプのマーカーにしましょう。
どうしてもマグネット式だと芝の上に浮いた状態で置いてしまうので、ピンタイプで深く差し込む方がパターラインが少しでも変わらない状態にできるのでおすすめです。
ショットの時はしゃべらない
パークゴルフは楽しくプレーするものですが、ショットの繊細な感覚で打つ時にはいくら仲良しの方とプレーすると言えども最低限のマナーは守りましょう。
あまりにもおしゃべりな方とのプレーであれば『打つ時は静かにしてもらえると助かります。』とひとこと言いましょう。
ラインを踏まない
パターの際にはピンからカップの間のパターラインを踏んで芝の状態が変わってしまい、思った通りにボールが転がらなくなることもあります。
なので、グリーンでパターを打つ時は他のボールに気を使いながら歩き、スタンスをとりましょう。
ボールを変えるときは一言を
ルール上では『1ホールごとに交換しても良い』と書かれています。(細かいルールはルールブックにて)
状況に応じてボールを取り替えることも必要になってくるので、大会中は特にボールと取り替える時にはひとこと同行者に声を掛けます。
アドバイスしすぎない
パークゴルフは基礎はもちろんありますが、長年プレーしている人やそれぞれの工夫などから打ち方も違ってきます。特に初心者に教えまくる『教え魔』も中にはいます。
初心者は特に質問してくるまで暖かく見守ってる方が良いかと思います。くれぐれも教えすぎて自己満足で終わらないように気を付けましょう(笑)
ショットは与えられた時間
あまりにも長い間ティーグラウンドに立つのはのぞき、ショットを打つ時に人それぞれルーティンがあります。
ほかの方がせかしてもショットは与えられた時間なので自分が納得のいく打ち方になるまで有効に活用しましょう。
グリーン周りの影には気をつける
夕方になると日差しが強くなったりすることもあり、パターをピンまで打つ時に同行者の影が映って目障りになってしまうこともあります。
特に大会や真剣にプレーしている人にとってはうざったいことなので、気が付いたら自分の影がパターラインを遮らないようにしましょう。
打数は必ず正確に申告する
特に大会の時にありがちなのが、2度打ちなのにも関わらず適切な打数をマーカーの人に申告しないことです。
打数を覚えるのがた変な人も打数チェッカーが販売されているので、それを身に着けプレーすると良いです。
誤魔化してまで大会に勝っても嬉しくないですよね。そこはフェアプレイをするように心がけます。
楽しくパークゴルフをするためのマナーまとめ
パークゴルフは個人競技でもありながら複数の人と同時にラウンドするスポーツです。
相手を思いやる気持ちを忘れずに楽しくプレーしましょう。
初心者に特に上記の項目を覚えておくと恥ずかしい思いをすることはないかと思います。
ですが、みんな右も左もわからないままパークゴルフを初めていろいろ経験したからこそモラルやマナーを知っています。
初心者のうちは知らなくても当然なことなので、できれば打ち方やフォームなどよりも先にこれらを覚えることをおすすめします。