【農家の本音】オーガニック野菜に無農薬は無い

【農家の本音】オーガニック野菜に無農薬は無い

「オーガニック」と加工食品や化粧品に表記されれば間違いなく体には良いと思う人は多いと思います。

ですが、私は農業を経験して「本当のオーガニック」はほとんど存在しないです。その理由を順を追って説明したいと思います。

 

オーガニック野菜に無農薬は無い

なぜ日本ではオーガニック野菜というものが存在しない理由として化学肥料を使わない前提で育てなければいけません。

化学肥料を使用しないと

・厳しい天候に対応できない

・害虫に浸食される

・病気にめっぽう弱くなる

 

が主な原因としてあげられます。

 

 

余談、そもそもオーガニックってなに?

「農薬」「化学肥料」を使用しないことです。

 

【もっと詳しく知る】化学肥料を使用しないとどうなるのか?

以下の3つの要因が発生します。

・発芽しない(土から芽が出ない)

・生育の最中に途中で枯れたり病気に弱くなる(病弱になる)

・茎が細く風に耐えきれなく倒れたままになる(成長初期の栄養不足による)

発芽から実や花をつけるための栄養が種の中や土の中の養分が少ないため、一般的に見られる作物よりも細くなっているように見えるのが特徴だと思います。

発芽から実をつけるまでの間の手助けに肥料は必要なのです。

 

化学肥料の種類

・即効性

・緩効性

がありますが、これも作物や時期に応じて使用される肥料が違います。

 

最近では、雨の時期に畑が入れなくなるのを予想して、雨が降る予報の前日に肥料をまきゆっくりと畑に肥料を浸透させる方法をとったりしている農家の人も居ます。

 

そのための緩効性がある肥料の研究も進んできています。

 

この地球で農業を営む以上に化学肥料を使用しなければほとんどの畑ではスーパーに売られているような作物には育ちません。

まれに適当な場所で種をばらまいても育ちますが、その作物はとても寄生性の高い作物だと思います。

トウモロコシやじゃがいもなど

もちろんその土質や栄養、天候にも左右します。

 

農薬を使用しないとどうなるのか?

農薬は植物の成長に対する障害を阻止する用途がほとんどだと思います。

 

農薬を使用しないと

・作物に大量の害虫がつく(葉が食べたれたり、害虫が土に対して悪影響を及ぼす)

・病気になりやすくなる(畑の土質や種の力によって変わってきます)

・作物をコントロールできなくなる(じゃがいもの葉を枯らしたりできないなど)

・畑に大量の雑草が付き、作物が全く成長しない

 

無農薬のオーガニック野菜は一般的なスーパーに置いてあることはないです。

だいたいのスーパーは品質よりも値段で勝負している所が多いのが現実。

 

近年野菜の値段が高騰しているため、有機栽培されている野菜なんて高級食材と同じぐらいの値段がするのは当たり前です。

 

「激安スーパー」となると国を飛び出して中国と表記されている品物が多いです。

 

私自身激安スーパーに行けばいくほどわかったことなのですが、やはり激安だけあって、食べられる食材なら安くてOKという方が多かったのが見受けられました。

 

激安スーパーでも高品質を求めるのが人間

別に無農薬や有機栽培にこだわる人でなければ、数多くの野菜が山積みにされているところからより質が良いものを選びますよね。

結局激安スーパーに行っても人はだれでも高品質なものを選びたいのです。

 

それが無農薬で有機栽培をしている野菜でも汚れていなくみずみずしいものを選ぶのがふつうだと思います。

 

見た目はきれいでも腐りかけの食品をつかまされたりすることはたまーにあります。

 

当然ですが、安くて高品質なものを選びたいのであれば、野菜を見分ける勉強を進めます。

いくら新鮮な野菜の選び方を知ってもそこに山積みにされている食品はすべて農薬がかかりまくってるものかもしれませんが…

 

有機栽培・無農薬よりも究極の自然派食品は存在する

よくお店のうたい文句に「無農薬栽培でとれた新鮮な野菜を使ったサラダ」なんて最近流行りのカフェで見かけることが多いこの頃。

その無農薬ですが、もちろん人間の手によって無農薬を使わない分手間がかかると思います。

 

人間の手を使わず、もちろん農薬も使わない究極のオーガニックの栽培方法がひしひしと浸透し始めてきます。

 

それは、放置栽培です。

 

最初の畑づくりから放置栽培が始まっています。

人の手間は全くかかりませんが、農薬を使わない分作物はかなり小さく味が思っていたものよりも違うかもしれません。

そんな究極のオーガニック「放置栽培」が人間の体にはとっても良いものに間違いありません。

 

放置栽培とオーガニックも実際には食べられない人が多い現実

畑を見る機会が多い方はわかると思うが、だいたい草が全く生えてなく、作物のみが畑にそびえ立っているのがわかる。

それは農薬をたっぷり使い、農家さんの労働力あって手入れされたからです。

確信にせまりますが、どうしてオーガニック野菜は食べられないかというと

オーガニックは農薬・有機栽培のみで育てられたものを指しますが、作物につく虫が原因で食べられない人が多いとは思います。

また、作物のいたるところに虫がつくので、その対策をするべくは原始的な方法ですと、「酢」を使用すると…とテレビ番組でみたことがあります。

例えば酢を使用して害虫対策を行うととんでもないお金が必要になるため、営農は酢の下敷きになってしまいますね…

 

放置栽培で害虫に食べられたオーガニック野菜は食べれるの?

 

・実際にオーガニック野菜は一般的なスーパーで陳列されている商品より一回り小さい

・虫にかじられそこからカビが入ることも考えられる

・かじられた野菜は加工商品にされることも多い

 

まとめ

旅先で食べる食事の中には「オーガニック野菜を使用しています」と記されていることがありますが、そちらも上記の類だと思います。

虫にかじられてカビが入るため、思ったより収穫量が少ない。

一回り小さいため、市場に卸される際はほとんど安くなってしまう。

 

以上を踏まえ、生産者はてまひまかかるし生産性が全くない。

消費者は値段には値段がかかるし、虫が食べたあとなんて聞いたら絶対に食べられないと思います。

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ユウト

北海道の観光・グルメ、ゲームがだいすきです。 福祉関係の大学を卒業と共に農家へと道を進める→実家の自動車工場に就職+特殊車両オペレーターになる。 副業でハンドメイド作家で年間7桁の収入達成。実家のしごとを手伝いながらいきています

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