私は雇われとして5年間社員として従事していました。普通に仕事をしている分には楽しくできましたが、やはり何年も続けていく上では追々
って思いながら仕事していました。
なんとなく農業に向き合うよりその日から真剣に仕事に向くほうが結果的に早い決断ができるのでメリットが多いかと思ってます。
農業で独立しようと考えている人に言いたい
私は大学を卒業後、5年間農業の道を歩んでいました。
祖母の家にゆかりがあったので、一緒に5年間らしながら農業に従事していました。
若者の就農者やこれからセカンドライフを求め農業を始めようとする人に向けた記事をつづります。
小学生のころや体験農園で農業に携わったことがありますか?
小学生のころに作物を育てる授業をやった方もいるかとは思います。
基本的には小学生や体験農業というものは撒きつけと、収穫の作業がメインとなっていると思います。
小学生の畑や体験農園というのは農業に従事しているときの喜びを疑似体験できる場所でもあります。
そこで「楽しい!もっとやってみたい」と思っている方でないと次のステップにはすすめません。
就農を考えるのはまずアルバイトしてみて考えてみては?
事務仕事を中心とした生活をしてきたかたで60歳を定年を機に退職金で小さい畑を借りて…
という絵にかいたようなセカンドライフをお望みの方にはぜひとも体験農園などのお遊び程度の農業より、実際に農家へ足を運んでみてはどうでしょうか。
地域によっては人手不足により収穫やまきつけの時期が遅れ、適した期間に事がおえられないという方も多いです。
畑で農作業をしている人に直接声をかけたり、今なら農家民宿といった農家のお仕事を体験しながら、生活できる場所も存在します。
農業に携わるチャンスはいくらでもあるので、就農する前に一度農家の仕事を少し経験してから考えることをおすすめします。
就農するのは簡単。でも思ったように営農できないよ?
農業に限らずいろいろな仕事でも、先輩に教わりながら徐々に独り立ちできるようにノウハウを身に着けるのと農業も一緒で、作業方法や手順と作業効率や経費を考え仕事を1から10まで自分で担っていかなければならない。
就農して約3年は相談してくれる人が居ない中、農作業を効率的にできることはまず不可能です。
農業は畑だけ見れいればいいというものではない。
私がここで述べたいことは、毎日畑の様子を巡回して作物の生育状況を把握することだけ専念するだけではなく、日頃次の農作業の工程に移る際には必ず昨年実施した作業方法のおさらいと改善点を考慮した段取りをするのは当然です。
酪農家となると家畜の様子をみるだけではなく、畑の様子を見たりすることを指しています。
「そろそろ牧草畑も植え替えかな…」「あの作業機のガタがきているから入れ替えかな?」
という具合で状況判断も大切になってきて、それを誤ると大きな損失をだしてしまうこと十分にありえます。
むずかしいですが、次のそのまた次の工程まで頭に入れなくてはなりません。
農業で独立を考えるには将来設計が無いと難しい
以前の農業は重労働、低賃金、汚い仕事のいわゆる「3K」と言われているほど過酷な仕事でした。
ただ、自分が農業をするにあたってとっても大切なことは
将来自分がどういう農業をしたいかだと思います。
そのためには、毎年の営農の合間でその夢を実現できるように動かなくてはなりません。
ただ、農業に携わった仕事をして一生のんびり暮らしたいという方には全く考える必要はないと思いますが…
・ネット販売して、自分の作物のブランドをあげたい
・たくさんの仲間と協力し、一次産業から六次産業まで一貫した経営を目指したい
・作業効率をあげるため最先端の技術を用いて楽でのんびりした農業を営みたい
・農業で一攫千金を狙いたいので、大量の畑を買い大農場を目指す
など、人それぞれ農業に対しての思いは違うと思います。
ですが、みなさん農業を営まれて考えていることは
「この仕事を安定した収益を得て、もっと楽に農作業をできればいい」という思っている方が半数以上だと思います。
そのためには目の前にある作業を淡々とこなすことに集中せず、ネットや農業関係者などとコミュニケーションをとることも営農でのヒントを得られることもたくさんあります。
農業には終わりがない
日本の農業に携わる方々の平均年齢は60歳以上といわれているほどの超高齢労働者ばかりの仕事。
高齢労働者でも、現には営農して40年もたっている超ベテランの人も居る。その人は「まだ40回しかチャレンジしていない。あと10回や20回やっても、このやり方が正しいということは存在しない。」と言っていました。
同じことを40年も仕事にしている!と驚かれる方が多いとは思いますが、その人からにしたらまだ40年と言います。
それは、毎年一日単位で天候が違うのはもちろん、農薬関係も毎年基準が変わったり、極め付けには農業の考え方すら変わるので、どれが正解ということはわからない。
営農者も研究者も同じだとぼくは考えています。
すべては作物のため、自分のためにと、常に先を考えなくてはなりません。